パプアニューギニアのパパは牛乳屋!?
パプアニューギニアって聞かれて思い浮かべることって、
パパは牛乳屋、か
南国少年パプアくん
ぐらいだと思うんですよね。
小学生ならお馴染みのギャグ。
パパは牛乳屋。
出国前の僕のパプアニューギニアの知識もほとんどパパは牛乳屋レベル。
じゃあ逆手に取って、
パプアニューギニアの牛乳、できるだけ多くの飲んだろやないか!
僕が出国前にひそかに掲げた目標でした。
パプアニューギニアの牛乳や如何に!
結論から言うと、
ココポに売っている牛乳はすべてオーストラリアかニュージーランドからの輸入品でした。
パパは牛乳屋なんて100%デマだったんです。
僕たちは小学生の頃からデマに(略
そもそもパプアニューギニアの家畜は庭で放し飼い。
村に行けば、鶏とか豚が走り回っていますが、
牛を放牧しているのって見たことがありません。
ネットで調べてみると、パプアニューギニア国内で酪農をしているのは一か所しかないみたいです。
牛乳は常温保存、賞味期限は数か月
パプアニューギニアに来て、
「一番衝撃うけたことなんなん?」
って聞かれたら、
豚のあたまがそのまま売ってるとか
そこらじゅうに吐血したみたいな痕があるとかよりも
(もちろん血じゃなくてブアイという嗜好品の痕です。)
「牛乳の賞味期限が数か月、しかも常温保存!!」
こう答えたい!
日本だと冷蔵庫に入っていて、賞味期限は1週間くらいが普通ですが、
パプアニューギニアでは飲む前以外は常温保存、賞味期限は数か月が普通。
しかもパッケージを見てみる安全表記の無添加牛乳。
逆に日本みたいなフレッシュな牛乳は首都ポートモレスビー以外で見たことないです。
気になったので調べてみると、
高温殺菌の方法が普通の牛乳と異なったり、パックの構造を変えることで、
雑菌の繁殖と牛乳の酸化を防いでいるらしいです。
どこにも披露することのない雑学をまたひとつ学んでしまった。。。
『やからなに?』って言われたら、
『ううん、ちょっとパパは牛乳屋って言いたかってん』
そんなブログです。