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青年海外協力隊 平成28年度2次隊 PNG コンピュータ技術職のなんたらかんたら

パプアニューギニアの移動手段

ここでは、パプアニューギニア国内の移動手段についてまとめます。

 

  

都市間の移動

日本の1.25倍もの面積をもつパプアニューギニア。21の州と1つの自治区から成り立ち、大きく分けると山岳(ハイランド)地方、島嶼(アイランド)地方、モマセ地方、パプア地方の4つの地方に区分されます。

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そんなパプアニューギニアの都市間の移動は基本的に飛行機のみです。
アイランド地方を除く17の州は本島のニューギニア島に位置していますが、 部族間の問題もあり、いまだに陸路で繋がれていない州もあるのが現状です。また、アクセスが徒歩かセスナのみといった遠隔地もまだまだ残っており、仮に陸路で繋がっていても途中でラスカル(盗賊)に襲われる可能性もあるので、各州の移動は飛行機のみになってしまいます。

 

パプアニューギニア全土の主要ロードマップ

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PNG in 2017 | Infrastructure Challenges for Papua New Guinea

 

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都市内の移動

都市部での移動はタクシー、PMV、ホテルの送迎バスがメインです。都市中央部であれば自転車での移動も可能ですが、都市部から1歩出ると周囲が森だけの道路になり、ラスカル(盗賊)にある可能性もあります。歩道は走れない、車道はぼこぼこといった状況ですし、安全面から考えても自転車での移動は避けたほうが無難です。

 

 

PMV

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ココポのマーケット前バス停。ココポ周辺のバスの発着場です。

PMV(Public Moter Vehicle)は、途上国でよくあるハイエースなどを使用した乗り合いバスです。現地の住民たちと青年海外協力隊の移動はこのPMV。青年海外協力隊の派遣されている地域(東ニューブリテン州ココポ・ラバウル、西ニューブリテン州キンベ、ニューアイルランド州ケビエン、ミリンベイ州アロタウ、オロ州ポポンデッタなど)では、比較的安全な移動手段です。

※首都ポートモレスビーでのPMVの使用は避けたほうが無難です。JICA関係者は許可されていません。

 

PMVは運転手と清算係の2人組。運賃の支払いは降車時に助手席に座った清算係のあんちゃんに渡します。(10km以上の長距離の場合は、乗車中の清算の場合もあります。)

 

運賃は一乗りごとの清算で、途中下車しても基本的に料金は変わりません。運賃は行先によって異なり、最安区間で80toya(約30円)、高くても5kina(約160円)程度で収まると思います。ほとんどボラれてることもないですが、ボラれても数円程度。もし運賃が気になる場合は乗車前に確認してみましょう。

 

 

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こちらはラバウルのマーケット前バス停。

 

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降車と同時に待っていた人たちが乗り込んでいきます。

 

PMVはマーケット発の往復便がほとんど。バスの車体に8Dや1Aといった文字が書いていて、この文字ごとに行先が異なります。あと、バスのフロントに終点の行先が書いたボードが置いてあります。マーケット意外に日本のようなバス停はなく、暗黙の了解で「このお店の前がバス停」「この交差点がバス停」といった感じ。

降車場所が近づいたらデコピンをする要領でPMVの天井を何回か叩きます。初めて行く場所の場合は前もって運ちゃんか清算係のあんちゃんに伝えておきましょう。

 

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※PMVの乗車は自己責任です。青年海外協力隊の移動手段と言っても、隊員被害はほぼ聞いたことがありませんが、たまにカージャックや盗難の話も聞きます。自分も一度、車外から手が伸びてきてスマホをスラれそうになりました。お気を付けください。

 

タクシー

 

都市の最も中心部、だいたいマーケットのある位置に何台ものタクシーが止まっています。

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ココポのマーケット前のタクシー乗り場はこんな感じ。

 

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日本みたいにタクシーのマークがついています。

日本のように順番で客待ちしている訳ではないので、適当に運ちゃんに声をかけてみてください。料金は1区間(約2キロくらいまで)で20kina(700円程度)。メータもついていますが、使っているところは見たことがありません。タクシーもふっかけた値段を言ってくることはほとんどないですが、気になるならば乗車前に確認してみましょう。

 

町中では流しのタクシーも時々見かけます。乗客がいなければ手をあげれば止まってくれます。たまに乗り合いタクシーになります。料金は変わりませんが...

あとはホテルやレストランなどでも、受付でお願いすれば配車してくれます。ただ、パプアニューギニアは途上国。しかもゆったりと時間の進む大洋州。配車依頼しても運ちゃんの気分とスケジュール次第で時間通りにこない場合も多いので、受付は責めないであげてほしいです。数十分待っても来なければ、受付にフレンドリーに配車状況を確認してみましょう。

 

※首都ポートモレスビーはタクシーの利用も避けたほうが無難です。

 

 

ホテルの送迎バス

旅行者の泊まるホテルには基本的に送迎バスがあります。送迎バスといってもPMVと同じハイエースなどのバンです。空港からホテルまでの移動はこの送迎バスを利用することになると思います。空港への送迎は時間通りで、早朝6時チェックインの便でも対応してくれます。

観光やスーパーへの買い出しなんかはホテルスタッフに確認してみてください。市街中心部まで送り届けてくれるホテルもあります。

 

 

レンタカー

Hertzなど有名どころのレンタカーが各都市にあります。ただ、国際免許証が有効性であったり、車上荒らしに対する補償であったり、情報は持っていません。レンタカーを使えると便利ですが、ぼこぼこの悪路がそこら中にあり、交差点は信号のないラウンドアバウトがほとんど、暗黙の交通ルールも日本と全くことなるので、自走によるレンタカーの利用はお勧めできません。ただ、以前にレンタカーを借りた人の話を聞くとドライバーも一緒についてくるそうなので、それならありかもしれません。

  

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ココポのホテルにHertzの案内がありました。

  

その他、パプアニューギニア国内で観光から買い物までどこかへ行きたい場合は滞在先のホテルのスタッフへ相談してみてください。たまに不愛想なスタッフがいるのも否めないですが、フレンドリーな人柄と合わせてちゃんと教育されているので、移動手段や料金など詳しく相談に乗ってくれることと思います。

 

 

※本記事掲載の移動手段の利用について本ブログは責任を負いません。ご利用は自己責任でお願いします。

 

 

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