Toward ICT4D

青年海外協力隊OV 平成28年度2次隊 PNG コンピュータ技術職のなんたらかんたら

パプアニューギニアのSIMカードと携帯電話の使用方法

海外に出るときに気になるのが、現地での携帯電話の手配。
ここではパプアニューギニアの携帯電話事情についてまとめます。

 

 

現地在住日本人が教えるパプアニューギニアの携帯電話使い方まとめ

パプアニューギニアの携帯電話は前払い制

 

モバイルキャリア大手三社はDigicel、B Mobile、Telicom。
料金はフレックスカードを使用した前払いです。
キャリアにもよりますが、スーパーや露店など、いろんなところでフレックスカードが手に入ります。

 

f:id:ict4d:20180121111927j:plain f:id:ict4d:20180121112001j:plain

 

このフレックスカードの裏面を削って、

*121*カードの番号#

にダイヤルすれば、
SIMカードへの課金は完了。

(写真の例だと*121*4403499788682#)

課金分が無くなるまで回線が使えるという仕組みです。

 

 

SIMカードの入手方法

 

青年海外協力隊として赴任される方は
赴任してすぐにSIMカードが付与されるので心配はないでしょう。

旅行で来られる方は空港の国際線、国内線の両方のカウンター内に
Digicelのカウンターがあるので、そちらで購入されるといいと思います。

 

f:id:ict4d:20180121111607j:plain

 

f:id:ict4d:20180121111628j:plain

 

注意点としては、SIMカードを刺しただけではデータ通信ができず、
スマートフォン上でSIMカードの設定をする必要がありますので、
店員さんにスマホを渡してアクティべートをお願いしましょう。
購入するフレックスカードは50kina(1300円程度)がいいでしょう。

 

「Hello, I'd like to have a new SIM card and one 50 kina flexcard. I want to use the Internet with this phone, so can you activate my phone?」

みたいな簡単な英語で全部やってくれると思います。

もしSIMフリースマホをお持ちでない場合は、
一緒にスマホガラケーを購入しましょう。
ガラケーでだいたい60kina(2000円)、
スマホで300kina(10000円)程度から購入できます。

 

 

携帯電話でインターネットの使用

 

SIMカードも購入して、アクティべートも終われば、
あとはスマホを使うだけです。
ここで気をつけたいのがインターネットの料金。
なにもせずにインターネットを使ってしまうと、
30toya/MB(1MB10円 = 1GB10000円)と高額の料金となってしまいます。

 

そこで使いたいのが、

バンドルプラン

「○○日間の間なら、〇○GB使える」というようなお得プランです。

 

お持ちの携帯電話から
*777#
にダイヤルするとウインドウが開きますので
指示に沿って、使用したい日数とデータ量を選択しましょう。

 

Digicelならおすすめは 7days 2.4GBで一番お得なプランです。

 

f:id:ict4d:20180122221809j:plain

 

お役立ち情報

 

と、ここまでパプアニューギニアでの携帯電話の使用方法について書いてきましたが、
パプアニューギニアで携帯電話を使用するとき、
ダイヤル画面から各種サービスを利用することが多くあるので
以下にまとめます。

 

◆ *120# : 残高表示
◆ *130# : データ残高表示
◆ *121# : フレックスカードチャージ
◆ *777# : バンドルプラン購入
◆ *128*電話番号*"○○kina"# : 残高の要求

※日本人が使うことはまずないですが、
*128*の後に電話番号と欲しいKina分の数字を入力することで
相手に○○Kina欲しいんだけど、と要求することができます。
例:*128*12345678*20# で20kina要求できます。
送金はバンドル購入と同じ*777#からできます。

 

 

SIMフリースマホについて

 

海外で日本のSIMフリースマホを使うときに気をつけたいのが、
対応する周波数。
お手持ちのスマートフォンが対応している周波数が
パプアニューギニアの各キャリアが使用している周波数に対応しているか
出国前に一目見ておきましょう。

 

 

⇩⇩⇩合わせて読みたいパプアニューギニア情報はこちらから⇩⇩⇩