パプアニューギニアの自宅、公開します!!
途上国の家ってどんな家?
かまどで炊事?
土壁?それとも藁の屋根?
上下水道は通ってるの?
途上国に住むとなると、自宅がどんな環境か気になりますよね。
なので、ででーんと公開しちゃいます!
永遠の0の町 ラバウル、ココポ
ぼくはパプアニューギニアの東ニューブリテン州ココポというところに住んでいます。
第二次世界大戦に詳しい人はラバウルと言えばわかると思いますが、
永遠の0の舞台となったラバウルの横の町。
町中には戦車、海に潜ればゼロ戦を見ることもできます。
ぼくの配属先はそんなココポの中のココポセカンダリースクール。
そのココポセカンダリースクールの学校敷地内に住んでいます。
※Google MAPではKOKOPO-RABAULROADになっていますが、ここがココポセカンダリースクール。
自宅までの道のり
ココポは雨も多いですが、だいたい毎日晴天です。
学校からは海が見渡せます。
まずは校門を入って、
講堂の中を通り抜け
空地を通り抜けると
学校敷地内の居住地域に抜けます。
この中の一つがぼくの自宅です。
自宅を大公開!
まずは家の周りから。
自宅は2階建てで1階は吹き抜け。
学校のダンスパーティがあるときは生徒と一緒に練習したりしています。
家の周りはハイビスカスとかバナナ、グァバ、マンゴーにパイナップル。
いろんな果物が実ってます。
階段を上って2階に上がると入口。
片付けてくれると言いながら早3ヶ月。古い家電が放置されたままになっています。
間取りは3LDK。
一部屋は寝室。パプアニューギニアはマラリア発生率が高いため、蚊帳の中で寝ています。
一部屋は物置、もう一部屋は大工のおっちゃんが置いていった荷物置き場になっています。
自宅の設備
お風呂はシャワー、トイレは別。ラッキーにも温水が出てくれます。
写真に残していないですが、ぼくが来たころはトイレもお風呂も汚くて、床にキノコが生えていました。 校長にリクエストするとすんなりOKしてくれ、床以外はすべて取り換えてくれるというナイスな対応。
古い便器はなぜか1階に放置されています。
水回りはこんな感じ。
汚いですが、これでも入居時よりは綺麗になりました。扉は直してくれると言いつつ、早3ヶ月。
うちは幸いなことに上下水道が整っているので、特に不便はありません。
でも、隊員にも何人かいますが、パプア国内だと雨水を使って生活している家のほうが圧倒的に多いです。
さすがにガスのインフラ網は整っておらず、プロパンガスで空になれば自分でガソリンスタンドに買いに行きます。
もちろんクーラーはありません。各部屋天井に大きなファンがついていて、だいたい毎日回しています。 パプアニューギニアに来るまで見たことなかったですが、こっちではこれが一般的。どこの家にもついています。
日本と比べるとやっぱり劣るけど、途上国での生活と思うと割と快適。
住めば都でこんな家で毎日暮らしています。